



一人一台端末の活用が進むにつれ、授業中に端末上で行う活動が多くなりました。
児童生徒の活動を教員が共有できることは、効果的なファシリテーション(手法)となるので、良い授業を行うために欠かせません。
そのために必要なソリューションを探していたところ、「Win Bird 授業支援 for Chrome(以下「ウィンバード」)を紹介していただき、ウィンバードなら本市の思い描く教育が実現できそうだと思い採用しました。
久喜市では、すべての児童生徒が質の高い教育を受け、必要なスキルを習得できる「久喜市版未来の教室」の実現をめざし、3つの柱で教育の充実に取り組んでいます。具体的な取り組みの一つに「時間・距離に制約されないオンライン教育の実施」というものがあるのですが、そこでウィンバードが伴走してくれています。
たとえば、ウィンバードでは、教室にいる子どもだけでなくオンラインで参加している子どもの画面も取得・共有できるので、ハイブリッド授業でもクラスに一体感が生まれます。
また、学習への取り込みの様子を確認できることから、KDX(※久喜市共同オンライン分教室)にも活用でき、子どもの学びを教室の外からサポートするのにも役立っています。
ウィンバードでは、端末上で行っている活動がリアルタイムでわかるので、児童生徒の思考の流れを妨げることなく、テンポよく授業を進めることができます。
必要に応じて、ある子どもの画面をほかの子どもに共有することもできるので、お互いの考えを深め合うツールにもなります。
また、ブラウザ利用を制限する機能もあるため、CBT方式テストにおけるカンニング防止にも役立っております。