

GIGAスクール構想の推進に伴い、那須塩原市では、Chromebookを導入し、子供たちがワクワクドキドキする学びが面白い学校の実現を目指して、従来の一斉指導型授業(いわゆる「トーク&チョーク」)からの脱却に取り組んでいます。
その中で、子供たちの多様な考えやアイデアをリアルタイムで共有できるツールが必要と考え授業支援ツールの選定を開始しました。
今回、Win Bird 授業支援 for chromeを選定した理由として、第一に、動作が非常に軽いこと(スムーズな使用感とリアルタイム性)。第二に、操作がシンプルであること(先生が「まず使う」ことのハードルを下げる)。
これらに加えて、Chromebook の拡張機能として追加するだけで利用でき手軽であること、ならびに名簿登録が不要であることが挙げられます。
Chromebook端末の導入により、従来の教師主導型の一斉授業から、子供たち一人ひとりが主体的に参加する授業へと変化が見られ始め、授業内では、調べ学習の成果を即座に共有したり、多様な意見を瞬時に共有したりするなど、活動の幅が大きく広がっています。
また、Win Bird 授業支援 for chromeの導入により、挙手が苦手だったり、積極的でなかったりする子供も含む全員の考えをタブレット上から確認できるようになった点や抽選機能を利用することで、指名されることへの抵抗感が和らぎ、子供たちがより一層意欲的に授業へ参加できるようになりました。
今後の展望として、学校に登校できない子供や、様々な事情で別の場所で学習する子供一人ひとりに対し、タブレットを活用してきめ細やかな学習支援を展開していきたいと考えています。
さらに、協働的な学びから得られる多様な情報や成果を一元的に集約し、フィードバックをより活発に行えるようにしていきたいです。